三脚を選ぶ時に一番重視する項目ってなんでしょう??
自分の場合は「全高」です。
全高っていうのは、三脚の伸ばせる部分は全部伸ばして、一番高い状態にしたとき地面から何センチあるか。っていうことですね。
一般的に写真を撮るには、「アイレベル」(Eye-Level:つまり目の高さ)がある三脚を使うといい。とされてます。
必要な三脚の高さの計算
私の場合、身長は180cmありますが、目は少し下についてるので大体170cmぐらいの高さ。
ただし、カメラのファインダーの位置はカメラ底部から10cmありますし、雲台の高さも10cmぐらいだと仮定すると
180cm – 10cm(脳天から目の高さ) – 10cm (カメラファインダーの高さ) – 10cm (雲台の高さ) = 150cm
の全高の三脚があれば問題ないことになります。
Velbon UT-53Qも、Manfrotto 055も、SONYのビデオ三脚も、大体この基準をクリアしているのですが、私の場合ちょっと勝手が変わってきます。
立ってる人の頭越しに撮影する必要がある
これは先日のライブ撮影のカメラ設置の様子。
左からManfrotto 055+052AH、SONYビデオ三脚、Velbon UT-53Q + HAKUBA延長ポールとなってます。
見てわかる通り、ものすごく高い位置にカメラをセットしてあります。
ファインダーの高さで言うと2m~2m10cmぐらいでしょうか
ライブ撮影は高さが命
ライブのようなお客さんの頭越しに撮影する場合、とにかく高さ命です。高さは何よりも優先される項目。
UT-53Q+HAKUBA延長ポールなんてちょっと触るとグラグラして、三脚としてはダメダメなんですがそれでも高さを優先してます。
もし会場に箱馬(SONYの三脚の高さをかさ上げしてる黒い箱)がなければ全く撮影はできなかったでしょう。
お客さん越しに撮影する場合は最低2m以上の高さにカメラを設置することが大事なんですね。
そんなに高くないので一つ持っていると手持ちの三脚の全高を上げるのに役立ちます。
バランスは悪くなるし最悪転倒の恐れもあるので使用する場合は十分注意が必要ですよー