Elgato STREAM DECKとBitfocus Companionを駆使して快適なLive配信環境を作る ~その1

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先週は神戸にオンライン記者会見のお手伝いをしてまいりました。

配信需要がいっそう高まっておりますね。酒井です。

さて、ずっと気になっていたものの配信需要の高まりで供給不足、転売ヤーによる価格高騰でずっと手に入れられなったデバイスがやっと最近普通に販売されておりましたので、さっそく購入してみました。

Elgato Stream Deck

Elgatoという会社が出しているプログラマブル・フィジカルコントローラです。各ボタンには有機ELディスプレイが付いていて自分で設定した文字やアイコンを表示するオリジナルのコントローラを作ることができます。

このコントローラ単体でもOBSのシーン切り替えやソースのOn/Off切り替え、配信の開始・停止などを行うことができるのですが、こちらにBitfocusという会社のCompanionというソフトウェアを使うことで、Blackmagic ATEMシリーズのコントローラや後述するテロップソフトのコントロールも可能となります。

本体ファーストインプレッション

青い化粧箱に入って到着しました。

私は4×8ボタンのXLモデルを購入。

こちらのモデルはマグネットで取り付けられるスタンドが付属しています。

スタンドは角度変更できません。ちょっとそれが残念かな。PCとはType-CのUSBケーブルで接続します。

 

 

本体の大きさはムーニーのおしりふきと同じぐらい(わかりづらい?私はめっちゃわかりますよ。)

割と小さいですね。ボタンを押した感覚は結構押し込みが必要な感じで、ATEM Television Studio HDのフロントパネルのボタンのような感じです。

 

 

 

 

さて、PCとつなげよう。。。と一生懸命USBコネクタを探したのですがなかなか見つからず。。やっと見つけましたが、こんなところにありました。

本体のくぼみがスタンドを使わずに設置したときにケーブルを出す溝になっています。この溝はスタンドを設置したときはスタンドの凸側ですっきり消える、なかなかいいデザインです。

 

付属ソフトで各ボタンのアクションを記録

公式サイトからStream Deck用のアプリをダウンロードしてきます。

アプリを立ち上げるとこんな感じ。右側のメニューから機能を選択して、ボタンにドラッグ&ドロップして機能を設定していきます。

各ボタンは自分で作ったアイコンや日本語テキストも表示可能。機能によっては状態のステータスも表示することができます。

例えばOBSから「シーン」機能をD&Dして、そのボタンの機能を設定する場合、このように「タイトル」に入れた文字がボタンに表示され、機能として「Opening」というシーンを選択しておくことでこのボタンを押したときにOBSのシーンを切り替えることができます。

Companionで出来ることを増やす

これまでの事だけで十分便利なのですが、フロントパネルのボタンの押しづらいATEM Television Studio HDを使っている身としては是非これでATEMのコントロールもしたい…

そこでBitFocusというところから出ているCompanionというアプリを使うとBlackmagicのATEMのコントロールを行うことができます。

こんな感じ。

次の記事ではCompanionを使って、Stream Deckの機能を拡張する方法をご紹介します。

Elgato STREAM DECKとBitfocus Companionを駆使して快適なLive配信環境を作る ~その2

 

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