Insta360 oneを実際に使ってわかった6つの落とし穴【レビュー】

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前回の記事でInsta360 oneをVRカメラとして選んだところまで書きました。

今回は、ちょうど先日家族旅行で長野県の菅平にスキー旅行に行った時にInsta360 oneをテストしてきましたので使い勝手やら気づいた点なんかを書き連ねてみます。

準備編

さて、Insta360 oneですが、使う前に色々準備をしなければ。と使い方とかを勉強してたんです。で、とりあえず32GBのmicro SDをいれて。。と

Insta360 one 落とし穴

その1

exFATしか対応していない

なんということでしょう。まさかのexFATのみの対応。SDカードは2GB~32GBまではFAT32というファイルシステムなのでフォーマットしなおす必要があります。が、

Insta360 one 落とし穴

その2

Insta360 one本体でカードのフォーマットができない

大抵こういうカメラって携帯のアプリからの操作でカードのフォーマットが出来たりするんですが、これは出来ない。というわけで手持ちの64GBのmicro SDXCを入れて難を逃れました。。これは落とし穴です。皆さんexFATでフォーマットしたmicro SDか64GB以上のmicro SDを事前に準備しておきましょう。

2018/5/18追記。最新のInsta360 iOSアプリ(Version3.2.1)の設定に「SDカード管理」がありそこからSDカードのフォーマットが出来るようになっていました。

 

さてさて、それじゃあ動画の解像度やらを設定して。。と思ったのですがそれらしき項目がどこにもない。。まさか。。そのまさか。そうなんです。

Insta360 one 落とし穴

その3

動画の解像度は4K固定

まぁこれは別にあんまり気にはしていないのですが、動画は4K固定となります。(バレットタイムを除く)

人生で(ほぼ)初めてのスキーでした

というわけでとりあえずスキー場に着いたわけですが。ワタクシ千葉県の南国育ちなのでスキーとかスノボといったウインタースポーツと縁のない生活を送っており先日までスキー場って行ったことなかったのです。小6の時に母親の実家の秋田県に正月帰った時、ちょっとスキー体験をしましたが実家の裏の小学校の校庭という「坂の無い」場所だったのでほとんど滑る。という体験をしてなかったんですね。雪の上をスキー履いて歩いただけ。

で、まぁちょっと滑ってみたらアラ不思議。意外と初めから滑ることが出来たんでいきなりリフトに乗って初心者コース滑ってました。

今回GoPro Hero4も持って行っていたので慣れるまではそちらで撮影をしておりましたが、まぁイケるだろう。と防水ハウジング無しのInsta360をVelbonのULTRA STICK SELFIEに取り付けて撮影スタート。

 

Insta360 one 落とし穴

その4

録画状態かどうかわかりづらい

Insta360 oneにはボタンが一つあるだけで、

  • 1回押すと写真
  • 2回押すと録画スタート
  • 3回押すとあらかじめ設定した機能(タイムラプス・バレットタイム・セルフタイマー)が起動

となっていて、録画開始すると点滅するんですが、レンズ付近にあるLEDがとても見辛いので撮影中に録画がなんらかが原因で止まってしまっても気付きづらい。という欠点があるのです。実際何度か録画が止まっていて録画出来ていなかったケースががが。。

さらに

Insta360 one 落とし穴

その5

本体だけでバッテリー残量を把握不能

本体のLEDも起動中が青→通常緑、録画時点滅。

なだけなので本体見ただけではバッテリーの残量が一切わかりません。

一応、この二つの解決策としてスマホとBluetoothで接続しておく。という方法があります。

このようにスマホの画面には録画状態とバッテリー残量が表示され、また露出やWBなどといった項目も設定できるようになっています。

雪山だったからグローブ嵌めててスマホ操作できなかったんだけどね。。

実際1日目の終わりの方ではバッテリー切れに気づかず録画が途中で止まっていた。ということが多くありました。バッテリーが少なくなっても一応立ち上がって録画開始できるけど、すぐにバッテリ切れで止まる。というのが繰り返しですかね。。お陰で結構撮れていなかった。という映像が多かったです。残念。

使うときはスマホで録画状況・バッテリーをモニタしつつ。が鉄則のようです。

とはいえ撮影された動画や純正スマホアプリのクオリティは非常に高く、特にFreeCaptureは重宝しました。適当にInsta360 oneを持って撮影しておけば後で自由に被写体を追跡しながら切り出せる機能は「未来のカメラ」って感じです。

 

こんな感じ。Twitterなんで画質悪いですが書き出されたファイルはもっと高解像度です。

ですがやっぱり編集はPCで行いたいですよね。って思ってたら

Insta360 one 落とし穴

その6

Insta360 studioがちょっと不便

Insta360 Studioという純正のアプリがあるのですが、それがちょっと不便なのです。

Insta360 oneの動画ファイルは独自フォーマットになっていて、まずこのInsta360 studioというアプリで一度変換しないといけないのです。

で、普通にYouTubeに上げたりする360° VR映像として書き出すには特に問題はありませんがFreeCaptureを行う場合現在のアプリでは傾き補正はプレビューされない仕様になっているため、一度360° VR映像として書き出しその後再度書き出されたファイルを読み込んで編集する必要があります。

これは将来的なアプリのアップデートで修正を期待ですかね。

 

統括

と、まぁ色々とまだまだ不完全なカメラですが手振れ補正の力と画質は目を見張るものがあります。とりあえず録画にして持っておけば周りのものをすべて記録しておいてくれる。録画中は画面を見る必要もないし被写体をカメラで追いかける必要もない。また撮影者自身も被写体として記録される。というのはDJI Osmoやスマホに比べると「最強のホームビデオ」なのではないでしょうか。

ソフト的な不完全さが目立つこの製品。今後もアップデートを重ねてよりよいカメラになって言ってくれたらなぁと思います。

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