【Davinci Resolve 15】Fusionパネルの使い方〜トラッキングで文字を動画に合わせて動かす

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Davinci Resolve 15のパブリックベータがリリースされましたね!

昨日アップデートしてみまして、今ちょいちょいと新しく追加されたFusionパネルの操作をお勉強しています。

備忘録がてら、よく使いそうなFusionパネルを使ったテクニックを記事にしていきたいと思います。

2Dトラッキングを行う

いきなりトラッキングをやってみます。トラッキングって?動画のある一部にテキストだったり画像がくっついて動く表現ってあるじゃないですか。デスノートの寿命みたいに人にテキストをくっつけて一緒に動かしちゃう。みたいな。AR(拡張現実)みたいな表現ができるんですね。

参考にした動画

Fusionはもともと単独のモーショングラフィックスソフトなので、そのチュートリアル動画はYouTubeに色々と転がっているのでそれを参考にすると比較的わかりやすく出来ます。

早速初めてみる

今回トラッキングの元となるのは毎度おなじみスマイルアンドグッドのMVの素材。

なおこの素材を使ったMVはこちらです。

その中の三浦ユウヤ君がドリンクを持って札束を胸ポケットに入れて気取っているカット。

この札束はジョークグッズのメモ帳なのです

この札束部分に”FAKE” (偽物)という文字を乗せて三浦ユウヤくんの動きと合わせて動かしたいと思います。

まずはメディアプールからタイムラインに乗せましょう。

次においたクリップを選択した状態でFusionパネルに移動します。

カラーパネルにあるようなノードが下半分にありますね。Fusionではここが大事。

MediainというノードとMediaOutというノードが出来ました。名前の通りMediainから入ってきた映像を処理してMediaOutから出力する。という流れになってます。

ではその処理するモジュールをどうやって追加するか。それにはSHIFT+スペースでSelect Toolというウインドウを開き、その中から選択するのが楽チン。

赤枠に探したいモジュール名を入力して検索が可能です。

今回は2次元のトラッキングですので “Planar Tracker”をチョイス。

ついでに”Fake”という文字を入れるために“Text+”も追加し、インスペクタからFakeと入力します。

POINT1: Fusionにはディスプレイが2画面あります。右と左にそれぞれ任意のノード位置の映像を表示してモニターすることが可能になっています。ノードの右下に小さい丸が二つありますが、どちらかをクリックして白くするとそのノードの映像が白くなった方のウインドウに表示される仕組みです。上の例ですと、下のようにText1のノードは左側、MediaOut1のノードは右側の丸が白くなってますのでそのように表示されていることがわかります。

POINT2: 今回使用する”PlanarTracker”や、二つのノードを重ね合わせる“Marge”など、ノードに複数の入出力が付いている場合がありますが

  • 三角形は入力・四角形は出力を示す
  • 黄色はバックグラウンド、緑がフォアグラウンドを示す
  • 青はエフェクト(用途はいまいちわかっていません。パラメータコントロールとかでしょうか。。)

というルールがあります。つまり、黄色に接続したノードの映像の上に緑に接続したノードの映像が乗る。ということですね。

今回、トラッキングの追跡元となる映像は黄色のバックグラウンド入力に接続します。

トラッキング開始

PlanarTrackerのを選択するとモニタ上部に描画ツールが出てくるので、ペンツールなどでトラッキングさせたい対象物を囲います。今回は札束ですので、これを囲みました。さほどシビアに囲む必要はありません。

つぎに再生ヘッドを先頭に持ってきて、インスペクタからトラッキングを実行します。ここでいうと赤い四角で囲ったもの。一番右のボタンを押すと現在位置からクリップの終わりまでトラッキングを行ってくれます。

トラッキングが実行されている様子。Davinciのトラッキングはかなり優秀です。

ついでにFakeという文字をできるだけ大きくしておきます。

吸着させる

トラッキングが終了したら、ドロップダウンメニューから“Corner Pin”を選択します。

するとフォアグラウンド入力に接続したFakeという文字が出現するので、緑の資格の四隅をドラッグしながら形を整えて生きます。

札束にしっかりと乗るように。

再生して見るとしっかりと”Fake”という文字が札束にくっついて動いている様子がわかります。

Editパネルに戻ってもしっかりと反映していますね。

さいごに

いかがでしたでしょうか。今まではMotion5などで別に作業していたモーショントラッキングがDavinci Resolve15なら一つのアプリ内で完結できるようになりました。

Fusionパネルでできる映像表現は限りなく多くあるので少しずつですがこのブログで紹介できたらいいと思ってます。

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