Appeの動画編集ソフトFinal Cut Pro X(以下FCPX)はそんなにユーザーが多くなく、でも少なくもないのですが色んなプラグインやらが慢性的に不足しております。
で、よくAdobeのPremiereやらで出来る事が出来なかったりしてイライラしてるのですが、そんな中の一つに「ズームトランジション」がありました。
こんなの。これもPremiereの例ですね。
というわけで今回はFCPXで何とかこのトランジションを再現しよう。とMotionoを使って作ってみたのです。それがコチラ
よく見るズームイン系のトランジション。プレミアは簡単にできるけど #FCPX だと標準で出来ないのでMotionでテンプレ作りました。フォロー&RTでプレゼント。DMでダウンロードリンク送ります。ある程度数行ったら作り方含めて記事にします pic.twitter.com/tPnM0ZyrLO
— サ力イアキヒ口@映像 (@SakaiFilmWorks) 2018年6月1日
同じ要領でズームアウトの方も作りましたー既にダウンロードした方はお手数ですが再度ダウンロードしますとこちらのトランジションも追加されております #FCPX pic.twitter.com/QxEsLM87hg
— サ力イアキヒ口@映像 (@SakaiFilmWorks) 2018年6月2日
この2種。ズームイン・アウトのトランジションになっています。
で、このMotionで作ったトランジションをTwitterフォロー&上記のツイートをRTしてくれた人に差し上げているのですがちょっとインストール時にトラブルがあったのです。
トランジションが認識されない
トランジションやテキストアニメーションなんかはMacintosh HDの中のユーザ/ムービー/Motion Templates/の中に保存すればFCPXが起動時に読み込んでくれるのですがどうも認識されない。フォルダ名も間違ってないし。。というのが今回の症状。結果としてはフォルダ名が正しくなかった。というオチでした。
.localizedを付けなければならない。
実はMotion TemplatesもTransitionsも「ローカライズされたフォルダ」というモノである必要があるようです。「書類」やら「ムービー」なんてのは日本語環境と英語環境で名前がDocumentsとかMovieに変わったりしますが、どうやらそういう類のフォルダなんですね。
正しい状態のこれらのフォルダの情報を見てみると、名前に.localizedが付いています。
.localizedを付けて名前変更する
というわけで、Motion TemplatesもTransitionsも名前を
- Motion Templates.localized
- Transitions.localized
にFinderで変更します。表示は.localizedが外れたものに自動的になりますが、情報を見てみるとlocalizedが付いているのが分かりますね。
これでFCPXを起動すると無事Transitionsの中にコピーしたトランジションが読み込まれておりました。