Final Cut Pro Xで4:3の映像をうまく書き出す方法【FCPX 10.4】

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ライブやイベントの合間に使用する映像編集を頼まれることがそこそこあるのですが、そういう場合はまだまだプロジェクターやモニターのアスペクト比が4:3であることが多いわけで、それ用の映像の書き出しが必要になることがあります。

多分に漏れず今回も4:3の映像書き出しが求められたのですが、FCPXの4:3の書き出しはちょっとクセがあるので注意しましょう。

プロジェクトの設定

FCPXでプロジェクトの設定画面を開くと映像の解像度を変更できます。1080pHDを選んでいる場合はご覧の通り3項目から選べます。4:3の映像の場合はここで1440×1080を選べばいい。。。

と思いますが、実はこれは16:9のアスペクト比が固定になってます。どういうこと?って思うかもしれませんが、ようは1画素の縦横比が違うんですね。4:3の解像度を16:9に引き延ばして使う。そんな感じ。昔のHDVカムで撮った素材みたいな。で、これを4:3にするためには「カスタム」を選んで解像度に1440×1080を手打ちしてあげればよいです。これだけ。

MP4コンテナの方がよい(と思う)

あとは共有ボタンから「Appleデバイス1080p」とかを選んで書き出します。ちなみにここで「設定」「フォーマット」が「Appleデバイス」または「コンピュータ」になっているとMP4コンテナを使用、「マスタリング」の項目を選んでいる場合はMOVコンテナになります。Windowsユーザのことも考えるとMP4コンテナの方が無難かな。と思いますよ。

その他注意する点

ライブの会場のモニタが16:9だと思ってたら4:3だった。とか、モニタの前が覆われていたりモノが置いてあって入れていたテロップが切れてしまった・見えなかった。という事が良くあるので会場に確認したりセーフゾーンを表示して余裕のある位置にテロップなりを配置するようにしましょう。

以上、特になんてことはないのですが、4:3映像をFCPXでうまく書き出す方法についてご紹介しました。

 

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