生まれて初めてネットワークビジネスの勧誘にあった話

Pocket

よくインターネットで耳にする『ネットワークビジネスの勧誘』のお話。
今まで全く縁のない世界でしたがこの度、遂に自信が勧誘を受ける。という事態に直面したので記録がてら残しておくことにします。

出会い

先日、とあるDSLRでの動画撮影セミナー後の懇親会で名刺交換をした方で、Rという会社を経営されているというSさん。
とりあえずFacebookで見かけたので友達登録していました。

大体セミナーから1ヶ月ぐらいでしょうか?突然Facebookのメッセージが届きました。

image

と、まぁこんな感じで、映像関係の仕事の依頼かなぁ…なんて思ってわざわざ子供が生まれた直後でしたが忙しい本業を途中で切り上げて、新宿まで電車代掛けて行って1時間潰してきたわけです。

新宿のとあるカフェでSさんと合流して、始めは私の最近の映像の仕事の話しを一通り話しまして、それから少し仕事っぽい話に入って行きました。

  • Sさんは会社立ち上げていて、この度新しい事業を始めているとのこと。
  • 新しい事業内容はスキルを持った人の技術を映像コンテンツにして配信する。
  • 但し映像を作る人が少ないのでチームを作ってコンテンツを多く作れる体制を作りたい。

と、まぁこんな感じでしたでしょうか。
ここまでは至って『よくありそうな』仕事の話です。

で、カバンからおもむろにA4の20-30ページのファイルを渡してきて『ひと通り読んでみてください』と言うのです。

もうね、このファイル渡された時点で

うわぁぁぁぁぁぁぁあああああ

って思った訳です。

一目見て怪しかった理由としては、Sさんは会社経営されてるのでもちろんWebサイトを持っているのですが、そのWebサイトのクオリティというのが、ハッキリ申し上げますとHTML覚えたてのオジサンが作ったようなサイト。

私が高校生のころ、父親に連れられて地元で商工会議所主催のパソコン教室でマウスの使い方もわからないようなオジちゃんたちにHTMLを教える手伝いをしていたのですが、それで作るレベルの「ホームページ」です。 デザインのデの字も無い、取り扱ってるコンテンツもお世辞にも…という感じです。

ただ、渡された冊子は違いました。
計算されたタイトルや文章、イラストの配置。
イラストのクオリティも高い。

もう一目見て、同一人物が作った物ではない。と判断できるものでした。

で、その冊子の内容。

先述した内容はどこへやら。
踊りまくる「フェラーリ」だの「フランクミューラー」だの、「成功を手にする」だの

パリピには魅力的(だと思われるよう)な言葉の羅列

さらに、やたらと出てくる『ゲーム』という言葉。どうやらゲーム性を強調して楽しい、低リスクを訴えたような感じでした。

そして『たった2万円』という言葉。

 

え?俺が払うの?なんで?

 

っていう感じですよね。ハッキリ言って。さっきまでの話だと私は映像コンテンツ作る手伝いをして報酬を受ける。という立場だったはずが何処へやら、いつの間にか

私が何らかの初期投資をしてビジネスに参加する体

になってます。

もう資料渡されてネットワークビジネスを察してからは面倒くさくなってパラパラとしか見てません(実質A4 20-30の文字びっしりの資料を2分ほど)ので資料の内容はそんなに覚えてないですけど、大体こんな感じです。

さらさらっと見終わって、『どう?』って自信満々に聞かれたので、こっちも自信満々に

『ぶっちゃけ今の生活に満足してるのでネットワークビジネスとか全く興味ありません』って笑顔で答えておきました。

流石に本質を悟った事がSさんに伝わったのか、若干顔色が変わり、手も少し震えられてました。

その後一気にトーンダウン。

存分に、今の生活に満足していてお金は求めていない点、映像編集は楽しいからやっていて面倒なそんな事には興味が無い。って説明させて頂きました。

『年取った人はネットワークビジネスに抵抗ある人多いけど若い人は抵抗無い人多いんだけどねぇ』

とか仰られてましたけど、

抵抗があるんじゃなくて、興味が無いんですよ

ってお答えしておきました。

そこらへんでTime up。

ネットワークビジネスって私も詳しく無いので、もしかしたら利益を生むような、『いいネットワークビジネス』もあるのかもしれません。
でも正直なところ、映像関連の仕事と匂しておいて、関係ないネットワークビジネスへの勧誘をされた事に一番憤っています。

ウソをつかないと勧誘できないような、そもそも勧誘しないとビジネスが成り立たないようなものはすでに破綻しているのではないでしょうか?
その時点で既に『悪いネットワークビジネス』である証明です。

そもそも、SさんはFacebook上で私が次女が生まれたばかりの忙しい時期である事も知っていた筈。そんなタイミングでわざわざ時間を取らせてこんなクダラナイ話を聞かせるとか、ハッキリ申し上げてイライラします。

1時間いくらで働いてると思ってんだコノヤロウ。電車代と時間給返せ!って思いましたよね。うん(セコイ)

まぁアイスコーヒー代520円は奢ってもらえました。カフェは関係ないけどセブンのコーヒーの方が美味しかったけどね。

そんな方ですのでFacebookはブロックさせてもらい、今後一切連絡を取ることはないでしょう。
皆さんも変な勧誘にはお気をつけて。

あ、私、ネットワークビジネスだのマルチ商法だの全く興味ございません。

政治的には中立だからネトウヨだのパヨクだのは興味ないし勝手にやってれば。っていうスタンスですし、宗教は?って聞かれたら「空飛ぶスパゲッティモンスター教です」って答えたいぐらいです。
ですので反社会的、政治的、宗教的な映像作製依頼もお断りいたしますので、宜しくお願いします。

“生まれて初めてネットワークビジネスの勧誘にあった話” への1件の返信

  1. ピンバック: VALUを初めてわかった優待の設定やコツとか色々書き連ねてみる | Sakai Filmworks

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。