私が愛用しているバッグはTHULEのCovert DSLR Backpack TCDK-101というモデルです。
二気室に分かれていて、下部分に取り外せるカメラインナーバッグ、上部はプレーンとなっていて好きなように使用可能です。
ロールトップで荷物が増えても調節しながら使え、外部ポケットも多くあり、15inch PCと10inchタブレット収納可能なスリーブもついて、ひとつでいろいろ対応できる(気がする)カメラバッグです。
5/25から6/7まで仕事でアメリカはボストンの近くのロードアイランド州に出張していて、自前の15inch Macbook Proやら、一眼レフやGoProなんかの遊び道具を持ち運ぶのにこのカバンを持ってアメリカで実際に2週間使ってみた感想を書いてみようと思います。
■大きい故の不安
このTHULE Covert DSLR Backpackはバックパックでも大きい部類になります。
街でよく見かける、The North FaceのB.C. Fuse Boxとの比較画像がこちら
一回り以上大きいことがわかるかと思います。
このカバンの大きさは、オフィシャルサイトでは
- 外側の高さ 54.1 cm
- 外側の長さ 45 cm
- 外側の奥行き 20.1 cm
となっています。
使った航空機は行きも帰りもユナイテッド航空でしたので
機内持ち込み手荷物の大きさの制限はこちらから
22cm×35cm×56cm
となります。
比較すると「外側の長さ」が10センチほど大きい。果たして機内持ち込みできるのか。「できません」なんていわれたらどうしよう。。
機内持ち込み実績をグーグルで調べたりしましたが見つからず。
これは賭けでした。一応自宅でパッキング後に計ったところ問題ないようなので
「まぁ大丈夫だろう」
ぐらいでしたが。
しかし、この「外側の長さ」というのは
どうやら一番上のロールトップ部分の長さ
のようです。
実使用上、この部分は折り曲げられますので手荷物の制限に収まります。
実際に空港にある手荷物の大きさチェックする装置?に入れてみた写真がこちら
完全に収まっているようで自信満々で機内に持ち運びました。
■収納性
今回は仕事での出張ということもあり、あまりゴテゴテしたレンズを持っていくと
「遊びにきてんじゃねーよ!このファッ○ンジャップ!」
なんて思われかねないので、EOS 70DにEF-S 24mm F2.8 STMのパンケーキレンズ一本にしました。
これだと付属インナーケースの真ん中に余裕で縦で収まります。
インナーケース両サイドにはGoPro、ブロワー、レンズペン、70DとGoProの交換用バッテリーやSDカード、ゴリラポッドを収納しています。
下部のカメラ関係はこれで終了。上部には手帳(トラベラーズノートのレギュラーサイズ・パスポート入れ兼用)や仕事で使うヘッドフォン、財布なんかを入れました。飛行機搭乗中は、少量の着替えや歯ブラシ・コンタクトケース・メガネなんかも。
スリーブ部分に15inch Macbook Proと、メモ帳代わりのリーガルパッドを入れてます。
カバンを閉じた状態からアクセスできるフロントのポケット(公式動画でUロックを収納してる部分)にはNexus 7がぴったり入ります。
三脚の脚を入れるサイドポケットにはけん玉とペットボトルの飲み物。
初日と最終日は、キーボードとトラックボール(これがないと仕事ができない)を詰め込みました。
キーボードはさすがに上部に入らないのですが、内部のジッパーを空けることで二つの気室をつなげることができます。
少しだけ開けて、キーボードをカメラ収納部分にうまいこと滑り込ませ持ち運びました。
■2週間使用しての感想
このTHULEのカメラ用バックパックはとても良く作られていて今回の2週間の旅行でまったくストレスを感じることがありませんでした。
都合に合わせて切り替えられる気室構造や、インナーケースだけ抜き取ってカメラ以外のものをすばやく入れられる仕組み、フルに詰め込んで空港内を歩き回っても疲れないようなハーネスの設計。
ちなみに防犯上、100ドル札など高価な紙幣や使わない日本円は封筒に入れてインナーケースとバックの間に隠しておけました。
今回は別にキャリーケースもゴロゴロと転がしてましたが、夏の2,3日の旅行ならこのカバンひとつで問題ない気がします。
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