”タムキュー”の愛称で知られるタムロンのAF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 Model 272E(中古市場で2万円強)を使って色々サンプルとってみたのでレビューします。
※アリ・ハチのクローズアップが表示されるので虫苦手な方は閲覧注意。
とりあえず実家にあったバラの植木を居間で撮りました。屋内なのでかなり暗かったかな。
三脚にカメラ固定しレリーズ使って撮っています。
Canon EOS 70D/Tamron 90mm/ f2.8/ ISO 3200/ 1/40sec/ iPhoneにて色味修正
つづいては公園にて。曇天でしたが光量は十分ありました。
Canon EOS 70D/Tamron 90mm/ f3.5/ ISO 400/ 1/2000sec/ iPhoneにてトリミング・色味修正
最後にポートレートマクロと呼ばれているこのレンズで我が家のネコを。 屋内です。
Canon EOS 70D/Tamron 90mm/ f2.8/ ISO 640/ 1/30sec/ iPhoneにて色味修正
14-year-old kitty by Sakai Akihiro on 500px
Canon EOS 70D/Tamron 90mm/ f2.8/ ISO 640/ 1/80sec/ iPhoneにて色味修正
今回は実家帰省中に撮ってPCなかったので70DからiPhoneにWi-Fiで転送し、iPhoneのアプリ(500px, 写真, PS Express)で編集しました。 なんとなくアリは無機質なイメージなので暗め。シロツメクサ&ハチ・ネコは暖かいイメージなので暖かい感じで現像処理しました。
どこのレビューサイトでも書かれていますがAFは遅いです。
ネコがすごい体勢で体を舐めていたので撮ろうとしたら遅い&迷いまくりでシャッターチャンスを逃したこともありました。動き物はまったく適していません。
F2.8/90mmというのは初体験でしたが背景トロトロにボケます。背景が汚い屋内でもごまかしてキレイに撮ることができます。
等倍マクロ撮影は被写界深度(ピントが合う範囲)が本当に1mmほどしかなく、しかもブレるので手持ちだと構図を維持してフォーカスをあわせて撮るのは至難の業。レンズに手振れ補正付いてても、結局意図としない構図でピントも外した写真を量産してしまいそうだから、手振れ補正は特に必要ないかなーと思いました。ポートレートとかじゃ必要なのかも。ただ俺が子供撮るような時って基本屋外でシャッタスピード稼げる明るい環境だからこれもあんまり俺には必要ないかな。35mm換算144mmじゃ屋内には長いし。
なのでAFの早さ以外は新モデルのSP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004)と同等。価格差を考えると272Eで正解だったんじゃないかって思います。
2万円台から始める超本格マクロ撮影。試してみては如何でしょうか。
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