APS-C用のレンズSIGMA 18-35mm F1.8 ArtとAT-X 116 PRO DX Ⅱをフルサイズ機で使ってみる

Pocket

突然ですが、70Dを里子に出したのでAPS-Cのスチル機は手元に無くなりました。

じゃあAPS-C用のレンズも要らないよね?ってお思いでしょうがURSA mini(Super 35mm≒APS-C)とかGH4, BMPCCなんかがあるのでまだまだ手放せません。

私が持ってるAPS-C用のレンズ

Canon EF-S 24mm F2.8 STM

SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM

SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM  Art

TOKINA AT-X 116 PRO DX Ⅱ

ぐらいですかね。

フルサイズ機に付けてみる

CanonのEF-Sレンズは物理的に付かないのですが、サードパーティー製のAPS-C用のレンズは実はそのままCanonのフルサイズ機に使えてしまいます。

使えてしまう。といってもAPS-C用のレンズはAPS-Cセンサー用のイメージサークルになっているのでフルサイズ機で使うとケラレが出るんですが。

そこでNikonなんかのフルサイズ機には「クロップモード」というDXフォーマット(APS-C)のレンズを取り付けたときにクロップしてAPS-Cの画角に合わせてトリミングしてくれる機能があったりします。これでケラレが切り取られるって訳ですね。

今回は上記のレンズの中からSIGMA 18-35mm F1.8 ArtとTOKINA 11-16mm F2.8をCanon 5D markIVに取り付けて実際に撮影をしてみました。

※EF-Sレンズはレンズの後玉がボディ内まで入り込むモノがあり、フルサイズ機の大きいミラーではシャッター切った時に当たってしまう可能性があるので注意が必要。。

SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM Art

まずはSIGMA 18-35 F1.8 DC HSM Art。18-26mmはケラれが出ますので殆ど使えません。

26mm

26mm F11

中心部分。しっかり解像しています。

APS-Cのカメラであればクロップされてしまう端の部分。こちらも実用に耐えるレベルで解像。流石Artレンズ。

35mm

35mm F8.0

F11からF8にしたからか周辺減光が大きくなってます。

中心部分はしっかりと解像。26mmとまぁ変わらないっす。

周辺部。こちらは26mmに比べるとかなり良くなってます。

TOKINA AT-X 116 PRO DX Ⅱ

TOKINAの11-16mm F2.8通しの広角ズーム。といっても15mmまではケラれるので実質16mm単としてしか使えません。

16mm

16mm F8

周辺減光も少なくいい感じです。

中心部分はそれなりに解像

ただ周辺部については結構甘いですね。

まとめ

使えない事はない。けどフルサイズ用のレンズがやっぱりいいよね。ってことで落ち着きました。SIGMAの18-35 Artは絞り開放でも結果が良ければ35mm F1.8単として(周辺減光は置いておいて)使えるんじゃないかなぁと思います。まぁビネットは除去しやすいですし。ちょっと後ほど開放もテストしたいと思います。

注意:もちろん「メーカー非推奨」な使い方ですからこの使用方法で何か不具合や故障などがあっても一切責任は取れませんので、試される場合はご自身の責任にてお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。