※こちらの記事はMOMANの提供により執筆しています
皆さんはあの伝説のテーブル三脚を覚えているだろうか?
体重 75kg の成人男性が乗っても壊れないテーブル三脚。
そんな漢(おとこ)なカメラ用品を作る MOMAN が、なんと LED ライトを作っちゃったんだってばよ!
目次
MOMAN LED Video Light
主な仕様
- 白色 LED48 灯・暖色 LED48 灯のバイカラーLED
- Ra>=96 の高演色性
- 重量 147g
- 2800mAh の内蔵リチウムイオンバッテリー
- 3500K~5700K まで色温度を変更可能
- 5%(50Lumen)~100%(600Lumen)まで 1%刻みでの光量調整
- 背面の OLED ディスプレイに使用可能時間・光量・色温度を表示
- マグネット内蔵で金属部分に貼り付けて使用可能
- USB type-C での充電
さっそく開封
外観
Aputure Amaran AL-M9 LED と比較
バッテリー内蔵型の LED ライトといえば Aputure の Amaran AL-M9 という製品を以前紹介していたので、そちらと比較をしてみます。
本体がアルミで成形されているのでプラスチックな AL-M9 と比べるとかなりしっかりした印象。
また最大光量が圧倒的に MOMAN の方が明るく、さらに色温度変更ができる点を取ってもAL-M9 の上位互換と言って差し支えないでしょう。
ライティングテスト
充分に暗い 6 畳の洋室で、カラーチャートを置いた白い壁から1.5m の距離にライトを置き照らします。
露出計を持っていないため GH4 のカメラの露出計を簡易的に使用します。レンズは LUMIX 14mm/F2.5。先ずはMOMANの色温度、カメラのWBは共に5500K を設定しました。
AL-M9 の最大光量での明るさ
MOMAN 5%
MOMAN 25%
MOMAN 50%
MOMAN 75%
MOMAN 100%
先述した通り途中からシャッタースピードが1/3段明るくなってしまっているので、AL-M9と同じ設定時では100%時で 1 1/3段プラス。ということになります。
これだけの薄さ・小ささを保ったままAL-M9の2倍以上の光量があるのはとても有難いです。
色温度の変更
次に、25%の光量で色温度を最低の 3500K に変更。
以下に GH4 で実際に撮影した写真を載せます。
壁から1.5mしか離れていない状況のなか、35mm換算28mmの画角でも十分の範囲を照らしてくれていることが分かります。
バッテリー性能
バッテリーを満充電し、明るさを50%に設定したうえで実際にどれぐらい使用できるのかテストをしてみました。
開始時は1.9h = 1時間54分となっていました
30分経過
1時間経過
1時間30分経過
1時間45分経過
1時間50分経過
1時間55分経過
1時間57分経過
というわけで、表示が1時間を切ってから消灯までは割と早いようです。時間はあくまでも目安。といった感じですかね。とはいえ満充電時での時間表示はかなり正確でした。
もちろんこの結果は輝度の設定やバッテリーの劣化度などによって変わるかもしれませんのであくまで参考としてください。
まとめ
このMomanのLEDライトは、小型・軽量・大光量ながらも長時間のバッテリーライフを実現し、かつ色温度まで自在に変更できる、とてつもなく優秀なLEDライトであることがわかりました。
取り付けも2か所の1/4ネジの他にマグネットで金属面にも取り付けられ、カメラバッグに一つ入れておくだけでイザというときに大きな力になってくれることでしょう。
これから沢山働いてもらおうと思います。
なお、カラー展開は黒と赤の2色になっています。