【レビュー】三脚 Manfrotto MK055XPRO3-3W ~検討編

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manfrotto055

先日書いた「ボーナスの使い道」という中で触れたマンフロットの三脚055が到着しました!

この三脚を検討するにあたって、とっても参考になったのが、愛読しているMovie for Lifeさんのブログ

マンフロットの三脚選び055と190で迷っている方への選び方ポイント (Manfrotto) | Movie For Life?

筆者の松本さんは以下の記事を読むとカーボンの190を購入されています

ビデオ撮影用の三脚としてマンフロット190カーボンと3WAY雲台を導入 | Movie For Life?

が、私はなぜ055にしたのか。

今回は私なりの三脚選定の流れを紹介したいと思います。


まず、055と190の違いについては、上記のブログがとっても解りやすく紹介しているので割愛しますが、簡単に言うと

大きさ・太さ・重さです。

現在私が所有している三脚はVelbon UT-53Q。

独特なギミックで、とってもコンパクトになる、いわゆる「トラベル三脚」

重さも1.4kgで全高は156cm。雲台付いた状態ならば180cmの私でもアイレベルの高さになります。

中型ぐらいまでの一眼レフならば使用できるとってもいい三脚ですが、以下のような不満点がありました。

  • ギミックが多いので設置・撤収に時間がかかる
  • 6段なので最下段の脚径が細い(3mmずつ細くなり、最終的に12mm)
  • 高さ調節のとき、ウルトラロックの構造上、ロック解除時に最下段の脚からフリーになり、一度全て伸ばしてそこから下の脚だけしまう。という作業が面倒で時間がかかる
  • ウルトラロックは一見してロック状態かフリー状態からからないので、カメラを載せた状態で三脚から離れるのが不安。(万が一ロックが不十分で脚が縮めば転倒の危険性)
  • ローアングルが苦手(35.3cm)

もちろんこの三脚のコンパクトさは他の三脚には無い多くのメリットがあります。

ただ荷物の量に拘らない本格的に撮影。となると、やっぱり普通の三脚がいいなぁ。。と思い、今回は

畳んだ時の大きさは一切無視、単純にシッカリした三脚を選ぶ

という一点に絞り、三脚を選びました。

というわけで、最下段の脚径が少しでも太い3段で、小さい190ではなく大きい055を購入。となったのです。

上記で紹介した松本さんは、既に大きいビデオ三脚をお持ちで「コンパクト」な三脚を求めていらっしゃったので190となったのですね。


最適な道具は使う人によって異なる

Movie for Lifeさんの記事でも触れていますが、ちょうど同じ事を思ってて、この記事書くのに読み返したらハッとしたこと。

これは撮影機材に限った話ではないのですが、

何にプライオリティを置いて使う道具を決定するか

というのはTPOによっても、現在所有している機材によっても変わってきますね。レビュー記事を書いてる身分で言う事じゃないかもしれませんが、

記事や人の言うことを鵜呑みにせず、情報の一つとして捉え、自分なりの考えを持つ。

というのはすごく大事なことだと思います。


話を戻します。

アルミかカーボンか

055シリーズにはカーボンとアルミがありますが、単純に「軽さ」と「価格」を天秤にかけたとき価格が勝ったんですね。

また、どこかの記事でカーボン三脚の耐久性はアルミに劣る。とかの話を見た気がするので、とりあえず長く使えそうなアルミを選びました。

雲台はどうする?

055シリーズは、3Way雲台付き・自由雲台付き・雲台無しなど、雲台の種類だけでも販売のバリエーションがあります。雲台はバラバラで買うと高いですのでこうやって色んな雲台とセットにしてくれるのはあり難いですね。

とりあえず、3Way雲台を持ってないので、3Way雲台付きを選びましたが、雲台無しとの価格差は8000円ほど。

この8000円あると、ちょっと狙ってた3way雲台、VelbonのPH-G40Dが付いたSherpa 435IIが殆ど買えてしまいます。

055の3Way雲台付きの値段に+1000円で、Velbonの3Way雲台どころかさらに脚が付いてくる。。

実はけっこう揺れました

ただ、調べると055の脚は3/8インチネジ、PH-G40は1/4インチネジでアダプターを付けないと取り付けられない点、流石にもう一本の三脚は不要な点、055付属の3Way雲台がそれなりに良さそうな点で、雲台付きを選択しました。

というわけでこのManfrotto MK055XPRO3-3Wに決まったわけですね。

三脚選びの参考になれば幸いです。

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