先日幕張メッセで開催された、Interbee2016でピュアオーディオ界の老舗Marantz(マランツ)の業務用向けブランド、Marantz professionalがガンマイクなどDSLR向けの商品を発表しました。
Marantzって?
Marantzってピュアオーディオ好きな人は馴染みのある名前だと思うのですが、Hi-Fiオーディオ向けの製品でファンが多くて市場からも支持されているブランドですね。
(実はこの業務用向けブランドのMarantz Professioanlですが、ちょっと前にMarantzとは別れて別会社となっています。)
マランツは昔から新聞記者やインタビュアー向けのPCMレコーダーなんかも出してまして。それこそSDカードだったりフラッシュメモリがまだ高価だった時代から、ポータブルのCDレコーダやHDDレコーダなんかも開発していたんですね。さらには昨年に警察や警備会社向けのGPS付きアクションカムPMD-901Vなんかもリリースしています。
最近はコンデンサマイクに注力
このところのMarantz profesionalは安くて高品質なコンデンサーマイクを数多くリリースしてまして、iPhoneに直接接続できるコンデンサーマイクだったり、あのノイマンU87Ai (約33万円)に張り合えるというレビューすらある3万円で買えるマイクなんかも。。とにかくマイク開発にとても力を入れているんです。
1万円のオーディオIF、M-TRACK 2×2と3万円のコンデンサマイクで挑戦。リハスタでハイレゾレコーディングしてみた!-藤本健の”DTMステーション”
満を持して発表したガンマイク・ビデオマイク群
これまで発表していたコンデンサマイクはどちらかというと「オーディオ」よりでしたが、今回発表したマイクたちは完全に「動画ユーザー」向け。
アクセサリでホットシューマウントキットだったり、マイクケーブル内臓のマイクブームを発表したり、Marantz Professional、本気です。
今回、縁があってMarantz proが新たに発表した映像機器向けマイクシリーズを5本お借りすることが出来たのでこのシリーズでレビューしたいと思います。