三脚はつい最近ザハトラーのace L MSを買ったばっかりなのですが
重いんですよねーデカいんですよねー
いや、知ってたんですけどね。さすがに気軽に持ち出す三脚じゃなくって。
ちょっと最低限の荷物で撮影に行きたいときとか気軽に持ち出せるビデオ三脚が欲しいなーって思ってしまったんです。
Manfrotto Befree Live
映像系三脚で、まぁ安くてそこそこの品質といえばManfrottoさんなんですが昨年InterBeeで見たBefreeというトラベル三脚のラインナップでビデオ用が出てたのを思い出しました。
お値段もそんなに高くない。レベラーもついてる。スペック的には結構お買い得です。
でも、これInterBeeで見ましたが脚が細すぎるので全高ではあまり使い物になりませんでした。
あと雲台がやっぱり残念。VelbonのFHD-53Dぐらいかなぁ
あまり重いものを乗せるつもりはないんですけどもさすがに心もとない。
というわけで候補から外し、コンセプトだけ近いものを自分なりに作る事にしました。
UT-52Qを持ってる
いやいや、アンタVelbonのトラベル三脚持ってるやん。ってツッコミの方、私のストーカーですか?
そうなんです。現在は生産終了になってしまいましたが、VelbonのUT-52Qというトラベル三脚を所有してるんですね
こちら多分脚が同じもので、UT-52Qは自由雲台が付いたモデルです。
持ち運びにも便利なこの三脚なんですが、高さ調整がものすごくしづらい!というのがありました。
あとやっぱり6段なんで6段目の脚は水鳥のように細く、全高では使いづらいですね。。
で、いろいろと探したところManfrotto 190go!という三脚を見つけました。
いや、知ってましたけどね。以前某会社のPV撮影で同伴した女性のスチルカメラマンが使っておりました。
190シリーズの派生種でより可搬性に優れた190go!。レバーロックをロックナットへ変更し、全高を抑えることで縮長が短くなっています。
アルミもあります。脚だけで大体2万円なので、カーボンとの値段差は約2万弱。
重さの差は300gです。缶ジュース一本。
ですが男らしくカーボン一択で決めました。
レベラーを取り付ける。
ビデオ三脚とフォト用三脚の最も大きな違い。それはハーフボールの有無。
一枚一枚構図を決められる写真と違ってパンなど構図がシームレスに動く映像の場合、「あらかじめ水平を撮る」ということがものすごく重要になります。これができてないとパンしてくにつれ映像が傾いて行ってしまいますから。
ですから通常はハーフボールという球形の部分が可動域が制限された自由雲台のような働きをして三脚が傾いていても雲台の水平を簡単に取れるようになっています。
先述したBefree Liveにはこのレベラー機能がついているのでその点は評価できます。
ですが190go!にはもちろんそんなものございません。190や055シリーズでしたらセンターポールをレベラー付きのものに交換が可能なんですけどね。
ですので、ここは後付けのレベラーを取り付けることとします。
真っ先に考えたのがSLIK。
見た目もまぁまぁ良いしSLIKだし値段もそこそこ。
注文したところTwitterでロック時のノブを力いっぱい締めても動いてしまう。とか、パンと同時に動いてしまう。という問題を見つけたのでキャンセル。
で、見つけたのがコチラ
同名、同型の別会社のものが多く見つかります。おそらく同じ金型で生産元も同じっぽい。高いヤツのレビューが良かったので安いヤツを注文してみました。
実はこれは190go!よりも前に買っておいたので、とりあえず055と502AHでチェックしてみました。
こんな感じ。Manfrottoのベースと同じ径なので違和感がありません。
感想としては「素晴らしい」の一言。水平だしがめちゃくちゃ簡単にできます。
一点だけ、オイルがハーフボール(?)についてるのでその辺触るのは注意が必要ですね。
190go!につけてみた
違和感ありません。190go! Liveの完成です。
手持ちでよく使うリグ(GH4,sigma 17-50/2.8+VA4K)と502AHのヘビー級でテスト。
やはり最大まで伸ばすとたわみとか、パンした時のねじれが見て取れますしやっぱりしっかりした三脚にはかなわないながらもUT-52QとFHD-53Dの組み合わせよりは格段に使い勝手がよろしいです。
雲台は今後500AHを取り付けようかなーと思っております。