さて、前回まではどちらかというと「音声さん向き」なマイクのご紹介でしたが、いよいよ本丸。
Marantz professionalからDSLRにも使えるマイク、SG-5BとSG-5BCです!
他のマイクとは違って、単三電池を内蔵出来てファンタム電源が要らないという、48Vを供給できないDSLRでの撮影にうってつけですね。
こんな感じで根本のネジを緩めると電池ケースが出現します。
この二つのガンマイクは指向性を2種類に切り替えることが出来るので、ソロのインタビュー時は狭指向性に切り替えて使用したりといろんな場面で使えそうです。
聞いた感じは結構Lowが落ちてるなぁという印象。ですが高音域も耳障りになるような嫌な周波数帯が強調されている音ではなく、声撮りには十分使用できるカンジでした。
SG-5BC
ケーブル(3.5mmモノ)ですのでそのままGH4に接続できます。カールコードがちょっと長いかな。
あとモノラルケーブルなのでステレオ設定だとLchにしか記録されません。ステレオプラグで同じ音声をLR共に出してほしかったですね。
横から見たところ。バランスとしては一番ですかね。別売のマイクホルダ―セットのショックマウントで取り付けています。
SG-5B
SG-5BCのケーブルが無くてXLRコネクタ。長さもちょっと長くなっていますが音質・指向性ともに同じ感じです。
SG-5Bもバランスとしては中々。好きなケーブル使えるので短い専用ケーブル作ってもいいですね。
一本持つならSC-5Bかな
このMarantz Proのガンマイク群で購入を決定したのはこのSC-5Bでした。
- 1万円ちょっとで買える低価格である
- 電池一本で、しかもどこでも手に入れられる単三電池で動作する
- 指向性切り替えは便利
- ケーブル取り換えればXLRバランス入力にもミニプラグにも対応できる
という多様性がこのAudio Scopeのガンマイク群で一番優れていると思います。
そして何よりも価格。1万円ちょっとですよ。信じられない。
SG-5BCはやはりモノラルミニプラグ直というのが便利な反面、使用用途が固定されているのがネックですね。とはいえこちらは7500円程。。恐ろしいコスパです。とりあえず一本。という人にはいいのかも。
2016/12/29追記。YouTubeにて音声比較動画をUploadしました。ついにYouTuberデビュー。笑