ブラシレスジンバルDJI RONIN-M導入。

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スタビライザー沼っていうのもあるんですかね

あけましておめでとうございます。ご存知の方もいるかもしれませんが、DJI RONIN-Mを導入しました。まだ現場投入はしていませんが、時間があれば触っています。

これまでマーリン型のスタビライザーを自作してみたり、GLIDECAM HD-1000に手を出してみたり、DJI Osmoに手を出してみたり、とスタビライザーには色々と悩み続けていました。

実際にDJI Osmoを入手して半年ほど使っていますが、正直に言ってOsmoに対する満足度は非常に高いのです。が、あのOsmo特有の画質だったり高感度の弱さだったり。というのがどうしても気になってまして。

昨年末に撮影・編集した上の二つのMusic VideoではGH4+SIGMA 17-50/2.8とDJI Osmoを使っているんですが、ご覧の通りGH4の映像とOsmoの映像に違いが出ていて切り替わりに違和感があります。

(まぁこの辺はカラーグレーディングのスキルや撮影方法のスキル不足の点もあるのでしょう。。)

Music Videoでも一つのカメラで完結させた方が映像の繋ぎに違和感がないよなぁ。。となるとGH4用のスタビライザーがやっぱり必要だよな。というのが悩みでした。

InterBEE2016で色々触ってみる

幕張メッセで行われたInterBEE2016。本来は本業の方の仕事で行ったんですが、時間もあることだし色々とスタビライザー関連を見てみました。

結構いろんなメーカーでDSLR用スタビライザーが出ていて、

DJI RONIN-M/MX

FEIYU MG-V2

Zhiyun Crane

を実際に触ってきました。

結論から言うと、ブランド力や性能、安心感を言ってしまえばDJI RONIN一択なんです。FEIYUも悪くはなかったのですが、触ったときにハンドルがグラグラと動いてしまい怖かった点が気になったのとZhiyunはサポートや調整機構、性能面で少し不安あり。

あとはPILOTFLY H2がネットの評判も良く、とても気になってはいたのですがやはりサポート面の不安や両手持ちハンドルを加えたときの価格に二の足を踏んでいました。

PILOTFLY H2

提示した4つのスタビライザー比較

GLIDECAM HD-1000を使用していた経験からすると、「アイスクリーム型」と呼ばれる方手持ちのジンバルは長時間の保持が体力的にキツいことが考えられます。

従って、RONIN-Mのように両手持ちで保持できるジンバルが私の必要条件でした。

というわけで各ジンバルの私が気になる部分をそれぞれ比較してみます。

DJI RONIN-M FEIYU MG-V2 Zhiyun Crane PILOTFLY H2
本体価格 189,000円 95,000円 66,270円 約13万円
調整工具 不要 不要 不要 不要
両手持ち用ハンドル 付属 付属 別売(12000円) 別売(約3万円)
本体重量 2300g 887g 950g 1200g
耐荷重 3600g 1630g 350g-1800g 2200g
稼働時間 3時間 6時間 6~12時間 26時間
リモコン 付属(親指コントローラ別売) 本体ジョイスティック 別売り(約3000円) 本体ジョイスティック

※モデル名クリックで公式製品ページへジャンプします。

上記表をまとめると総合でバランスが一番とれているのはPILOTFLY H2となりますね。国内流通をもう少し頑張ってくれるとありがたいのですが。。

突然のRONIN-M値下げ

と、年末ふとTwitterを見ていると、RONIN-Mが値下げされたとの情報が!お値段が6万円ほど安くなっています。

DJI RONIN-Mは後継機としてDJI RONIN-MXというモデルが発売されているので恐らくディスコン(生産終了)なのでしょう。とはいえ6万円の値引きはデカイです。

DJI RONIN-MXは重量ちょっとアップ、耐荷重ちょっとアップでドローンへの搭載しやすくなったという新モデルですが、こちらとしてはドローンに載せることは現状考えておらず耐荷重も十分。軽いなら越したことはない。というものなのでRONIN-Mが安くなるならそれが一番なのです。

迷った結果SYSTEM5さんで購入

1日ぐらい迷い続けて、最終的に2017年はMusic Videoの案件もさらに増えることが予想され、いつまでもこの状況でいられるわけでもないので決断してしまいました。

SYSTEM5さんは在庫がなく1月中旬の発送になる。って言われたけど12/28に納品されました。SYSTEM5さんありがとう!(しかもわざわざ別梱包でカレンダーまでつけて頂きました。)

これでRONIN-Mユーザー!

GH4+Video Assist 4Kと組み合わせて、ProRes 422でスムーズな4K映像を収録可能です。

カメラスタビライザーを使用した撮影のお仕事、お気軽にお問い合わせください。

 

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