ちょっと前に 「BMPCC4Kを買う前に覚悟しておくべき7つのこと」というタイトルの記事を書いて、それがこの弱小ブログにしては結構なPV数になりまして。BMPCC4Kを買おうかなーって考えている人のテンションをかなり下げてしまったのではないか。と心配しているので、今回はBMPCC 4Kの魅力を語ってみようと思います。
デュアルネイティブISO。常用感度ISO 25600のセンサー
GH5sで話題になったPanasonicのお家芸。デュアルネイティブISO。低感度用の回路と高感度用の回路、2つ用意することでセンサーのノイズフロアが高感度設定にしたときに持ち上がるのを防ぐ技術。と私は解釈しています。
詳しくはPanasonicさんのサイトを。
おかげでデュアルネイティブISOが採用されたGH5sでは驚くほど高感度耐性が上がっております。
これはまだあくまでも噂の域を出ないのですがBMPCC4Kに搭載されるセンサーはこのGH5sと同じものでは?という噂も出てますので、BMPCC4Kの暗所耐性がGH5s並にある可能性は十分あると思います。
FHD 120fps。それもProRes422で。
Blackmagicのはいフレームレート撮影ではGH4のバリアブルフレームレートという仕組みに似ていて、記録するフォーマットはあくまでも24/30/60pなどの通常のフレームレートになります。
つまり120fpsで30pフォーマットで1秒撮影すると出来上がる動画は4秒になる。というわけです。
よくあるハイフレームレートで撮れる動画。というのはどうしてもバッファ量やファイルI/Oなどを考え、ビットレートがかなり落ちる傾向にあります。
つまりスローの映像は画質があまり良くなかった。
ところがBMPCCはこれもProRes422で撮影が可能です。
ただし条件としてハイフレームレート時はドットバイドットのセンサーからの等倍切り出しになりますので画角がさらに2倍ほどになり、クロップファクターは3.9~4.0倍ほどになるでしょう。
広角のハイフレームレート撮影は難しいかもしれませんがProRes422で120fps撮れるカメラ。というのは価値があると思います。
Davinci Resolve 15 studioが同梱
これもすごい。税込16万のカメラに4万円弱の編集ソフトがついてくる。しかもその編集ソフトは前モデルのBMPCCが発売された頃は10万円以上したもの。
さらにはFusionというモーショングラフィックスアプリケーションまで統合されているのでその価値はとんでもないことに。
ソフトだけで税込16万しても可笑しくないのです。
つまりBMPCC本体は実質無料。(違う)
いやぁ。。早く発売しないかな。。
現在 URSA MINI PROを使っているんですがBMPCC4kを予約した身です。
サブ機の予定ですが、、
S35mmとマイクロフォーサーズ以外に差分を見出せなくて困惑しております。
一方で値段は70万円と15万円の差です。
・はるかに小さい
・高感度耐性
・レンズアダプター選び放題
・URSA MINI PROより大きいビデオアシスト5incと同じサイズのモニター
…はい。
私もProではなくURSA mini 4.6Kのユーザーですがこの辺はまぁやっぱり困惑しますよね。
して言えば
・XLR2系統
・4.6K収録
Proであれば
・内蔵NDフィルタ
・4K&SDIアウト
というところでしょうかね。あとはやっぱりリグを組まなくてもポンと撮影できるのはURSAの魅力な気がします。
クライアントへのアピールも大事ですしw