DJI Mavic 2 proのFOVモードとHQモードの画質の違いについて

Pocket

DJIから新型ドローン DJI Mavic 2 Pro/zoomが発売されましたね!

ただTwitterのタイムライン上で、我々の理解に苦しむ表記について話題になりました。

9.Mavic 2 Proの4K解像度において、フルFOVモードとHQモードの違いは何ですか?

フルFOVモードの低解像度処理は5.5Kセンサーから4K解像度までであるのに対し、HQモードの場合は中央で映像をトリミングするので画質は向上しますが視野角は狭くなります。フルFOVビューは75°、HQビューは55°になります。実際の撮影のニーズに合わせて、どちらかを選択してください。

DJI Mavic 2 proのFOVモードとHQモードの画質の違いについて、普通ドットバイドットの切り出し4Kよりも全画素読み出しの4Kの方が画質がよくなる。というのが世の常なのですが、この説明だと正反対な感じ。

映像作家の橘剛史さんがこのことで疑問を投げかけられておりました。

橘さんはDJI Mavic 2 proを既にご購入されていて、この早速撮影データを共有してくださっているという素晴らしい方なのでみなさん是非フォローのほう。

私はこのツイートのリプライにも続けているように

『画質のいいレンズ中央部分のみを使えるから画質が良いのでは?』

とか答えてましたが、どうも気になったので橘さんの撮影データをダウンロードさせて頂いて調べてみました

 

結果

A.ビットレートが違う。

撮影データをQuickTimeで開いてインスペクタをみてみました。

するとFOVモードでは62MbpsだったビットレートがHQモードだと104.25Mbpsに上がっていることがわかります。

どうやらHQモードではドットバイドットで読み出す分、高ビットレートで映像を保存している模様。画像処理パワーを高ビットレートに割振れる。ってことですかね。。?(想像です)

 

何はともあれスッキリしました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。