空撮
空撮(英語:Aerial Shoot)とは、航空機(飛行機・ヘリコプター)等から撮影する写真・ムービーのこと。写真のことを空中写真ともいう。 空撮は、ダイナミックさを演出出来ることもあり、映画やCM、またヘリコプターを利用する機動性から報道での使用が頻繁に行われている。(wikipediaより)
最近はドローンも進化してきてもっぱら「空撮」が流行ってます。でも流行れば問題になるのが世の常。
やっぱり速攻で規制されましたねー。人口密集地帯では申請が必要になりました。
(詳しくは国土交通省のコチラのページ、実際に飛ばせる場所などはドローン専用飛行支援サービスで確認できます※要アカウント)
というわけで、さいたま市という大都会に住んでる自分としては飛ばす場所がありません。
車で少し郊外に行けば申請無しに飛ばすことができるんですけどね。かといってそこで撮りたいものも別段無いし。。
だからこそ、今”疑似空撮”がアツい
というわけでさいたま市という大都会では一般人が駅前とかでドローンを飛ばすのはなかなかハードルが高いわけです。でも、空撮みたいな映像はとても魅力的です。
そこで、
「ドローンが飛ばせないのなら、ドローンを高く持ち上げて走ればいいじゃない」
と誰かが言ったとか言わないとか。
ムムッ!そうです。飛ばせないのならカメラを持ち上げればいいんです。クゥー
という背景があって、今、空撮じゃないけど空撮っぽい映像を撮る「疑似空撮」が流行ってるんですね。
必要な物
・一脚
カメラを高く持ち上げるので、「高く持ち上げる棒」が必要になります。
私の場合はManfrottoのビデオ一脚「MVM500A」を使いました。
疑似空撮のガチな方々はBiRodという商品を使ってることが多いです。
その辺のちゃっちい一脚と違って、6m~7mカメラを持ち上げることができます。
・カメラ+ジンバル
普通のカメラを高いところに持ち上げてもブレブレで全然空撮っぽい映像にはなりません。興味ある人はやってみてください。
滑らかな空撮ができるドローンには”ジンバル”という手ブレ補正装置が付いていてブレがない浮遊感のある映像を実現しています。ですので持ち上げるカメラにもそれに等しいものを付ける必要があります。
また、高いところに持ち上げるのでなるべく軽量のカメラであることが望ましいです。
ということで、先日手に入れたジンバル付きで軽量なDJI Osmoを使用しました。
・強い心
はい。これが一番大事です。撮影してる風景は完全に
怪しい人。
です
「カメラを高く持ち上げてナニ撮ってんだよ。。」「覗きか?」
みたいな視線をひしひしと感じます。場合によっては警察に通報されて職務質問もあり得るでしょう。
強い心が必要です。
前回の記事で、VelbonのUltra Stick SelfeにOsmoを付けましたが、これをさらにビデオ一脚に接続します。MVM500Aは3/8ネジなので、1/4ネジに変換しました
モニターができないので一脚にフレキシブルアームを買ったときに付いてきたクランプを使ってOsmoのスマホホルダーを取り付けました。こういうときにモニターがワイヤレスだといいですね。
全体図はこんな感じです。
疑似空撮をやってみてわかったこと
- 少しカメラを下に向けて俯瞰で撮るといい
- 下に人が歩いてたりしないと空撮感が無い
- 空撮にはない歩行時の縦揺れが気になる
実はこの前に一回やったんですがカメラがまっすぐ前を見過ぎて殆ど空しか映ってませんでした。地面を多く映すようにするといいですよ。
また、6m-7mぐらい高さがあれば違うのでしょうが、今回は3m~3.5mぐらいの高さなので、広角レンズも相まって高さ比較できるものがないと、
ちょっと背の高い人が歩いてる
ぐらいの印象になってしまいます。
画面下に人や車などが来ることで高低差を感じて空撮っぽくなることが分かりました。
あとは、やはり歩行時の縦揺れが見ていて気になります。
これはDJI Osmo用の手ブレ除去装置を買って金で解決するか歩き方を工夫するといいかと思います。
それでは最後にテストで撮影した映像をご覧ください。
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