VIDEO SALONの2020年4月号はとてもいい内容でしたので紹介しておきます。
その記事内で紹介されていたFOSOTOのコンパクトライトスタンド、実は私もずっと気になっていたのです。いい機会だと思って一本買ってみました。
仕様
- 素材:カーボンファイバー
- 収納長:49cm
- 最大高:220cm
- 最低高:70cm
- 縮長:49cm
- 重量:550g
- 最大積載量:3kg
ということでかなり軽量・コンパクトながら最大2.2mの高さが出せるライトスタンドです。
定番のManfrottoのスタンドと比較
私は現在Manfrottoの1052BACと1051BACというライトスタンドを持っているのですが、縮長も重量もかなりコンパクトなライトスタンド。ということが分かります。
このサイズであればカメラバッグの中にもすっぽりと入れることができます。極力荷物を減らしたい撮影ではかなりありがたい。
さらに、このコンパクトさながら脚を開いてみると1051BACよりも半径が広いことが分かります。(1051BACが狭い。ということもありますが)ある程度安定して自立させることが可能だと思います。
また、ポールの後ろ部分にサンドバッグなどをひっかけるフックが付いているのでより安定性を高めることも可能。フックにはバネが付いています。 ポール部分と脚部分を取り外すことが可能で、底には3/8インチネジが切られています。このためポール部分をブームポールとして使用したり、別のテーブル三脚に取り付けて使用したり、三脚の延長ポールのような使い方をすることも可能です。
使い勝手
とりあえず手持ちの照明などを取り付けて最大高まであげて見ましたが、Godox SL-60Wなど重いライトはかなり不安定になり、ポール部分もしなりが発生するので正直現場で使うのは無理かなと思います。まぁこの辺は1051BACでも同様なので大差ないでしょう。
脚部分が薄いアルミプレートなので少し心配していましたが、思ってた以上に剛性はある感じです。
体感として載せられるのは重心が安定した1kgぐらいまでのモノかな。と思います。SL-60Wなど重いものを乗せるのであれば高さは140cm以下で、サンドバッグなどを併用して使いたいですね。
余談ですが、付属した袋に収納したところ頭が飛び出ました。ここは少し残念。
廉価なアルミモデルや最大高の低い、さらにコンパクトなモデルもあるのでサブのライトスタンドをお探しの方には割とオススメしておきます。