smallrigという中国のブランドからGH4のケージとトップハンドルを個人輸入しました。
smallrigは比較的安くリグを構成するパーツを取り扱ってるのでアマ~プロまで幅広く使っている人がいますね。
今回取り寄せたのは
この2品。Amazonで買うと高いですが本家サイトから買えば到着まで時間は掛かるものの、かなりお安く仕入れられます。英語もさほど必要じゃないし支払いはPaypalだし個人輸入レベルは入門ぐらい。
11日の夕方に注文して18日に到着。お値段127.69ドルで15,000円ぐらいです。
smallrigは送料も安めなのでかなり良心的な商売をしていると思いますよ。
組み立ててみた
ファーストインプレッション
【持ちやすさ・取り回し】
ケージを取り付けたままGH4のグリップを握ってみましたが手の大きい私でも持ちづらくなります。ハンドストラップを使うのがいいのかもしれません。
トップハンドルを持った時はガシっとした剛性に感動しました。当然X-GRIPのような持った時に感じるたわみも一切なく、安心して機材を持てます。
また、1/4インチネジがどこにでもありますので愛用しているC-LOOPをケージのどこにでも取り付けられるので落下防止にもいいですね。X-GRIPの場合、1/4インチネジは底面かホットシュー裏にしかなく、これまで底面にC-LOOPを取り付けていました。しかしその場合地面にカメラを置くときにバランスが取れなくなって危険でした。横でも上でも好きな場所にストラップを取り付けられるのはとても便利です。
【操作性】
シャッターボタン付近のダイヤルが操作しにくくなったのは結構残念です。とはいえ使えないわけでもないですので妥協。。その他の恩恵が大きすぎるので仕方ないですね。このダイヤルをよく使う人は注意が必要です。
【拡張性】
コールドシューがハンドル部分と左肩に追加されました。追加のプレート無しでLEDライトをハンドル部分に、ガンマイクを右肩部分に取り付けられるようになりましたので取り回しと一体感が向上しました。
右のNATOレール部分は縦位置ですし緩んだらアクセサリごと落下は免れませんから、セーフティ付きにしてほしかったというのが正直な感想です。とりあえず1/4インチネジを取り付けておきましたので、万が一緩んで下がっても個のネジが落下防止に役立つと思います。ホームセンターでW1/4の短いナットを買って来れば済む話ですが見た目にも影響しますのでこれは何とかしてほしいですね。
少しでも拡張性を。と思い1/4,3/8穴だらけの「チーズハンドル」を選択しましたが、このハンドルをはそこまで長くなく下手にアクセサリを取り付けると持ちづらくなると思います。コールドシューはロック機構がないのであまり重量のある機器などの設置には向いていません。
【ポータビリティ】
ハンドルを取り付けた状態ですと、カメラバッグのスペースをかなり占有します。取り付けるのに工具(六角レンチ)が必要ですので、現場で取り付ける手間をかけないといけないのはマイナスポイント。smallrigではNATOレールタイプのトップハンドルもありますので、別売でNATOレールとそのトップハンドルを買えば工具無しで着脱できます。この時もセーフティロック付きのレールを買うことを忘れずに。
【総合評価】
これは買い。Amazonでの価格は高いとは思いますので個人輸入がおススメです。ストレスなく撮影をするには費用対効果はかなり高いです。
smallrigでは各社カメラの専用ケージのほかにも、汎用のケージも取り扱っていますので色々なカメラを載せたい人や専用品が出ていないカメラを使っている人も「リグ」を気軽に組むことが出来ます。
次回はこのリグにsmallrig EVFマウントを使用してVideo Assist 4kを取り付けてみた様子をご報告しようと思います。