NEEWERの激安紗幕を試してみた

Pocket

何かとお世話になっているNEEWERさん。

これまでにもいろいろな製品を買ってますのでこちらを見てみてください

今回は先日のタイムセールで買った紗幕です。

思ったより早く届きました。
可もなく不可もなく、いつものNEEWER。って感じです。
意外としっかりした生地。手を入れてみたけどこんな質感です。蛍光漂白剤みたいな青みが買った白ですね。これが色温度にどう影響するのか。

今回はストロボ光の減衰量と色温度変化を見るべく、直射・ソフトボックス2種とこの紗幕を使って実験を行いました。

実験方法

Nikon18%グレーカードを約2mの距離からGodox DE300をリフレクターを取り付けた直射・NEEWER製60×60ソフトボックス・UTEBIT製60×90ソフトボックス・NEEWER紗幕の4種類でカメラの露出設定およびストロボ光量を変えずに撮影する。

Adobe Lightroomにて、グレーカードに対して自動露出とスポイトツールによる色温度修正を行い、その時の露光量と色温度の値を測定する。

なお、NEEWERのソフトボックスはBowensマウントに取り付けるためにこちらのアダプタを使用しています。

結果

 

直射

 

NEEWERソフトボックス

 

UTEBITソフトボックス
NEEWER紗幕

 

直射 NEEWEソフト UTEBITソフト 紗幕
色温度 5550 5250 (-300) 6300 (+750) 6350 (+800)
色かぶり補正 -1 0 -6 -12
露光量 +1.6 +3.85 (+2.25) +3.3 (+1.7) +3.2 (+1.6)

※()内は直射との比較になっています。

NEEWER紗幕は色温度がかなり変化し、またマゼンタ被りが少々発生する。露光量に関しては1 2/3段落ち。

UTEBITのソフトボックスも同様な色温度変化と減衰が見られる。

NEEWERのソフトボックスは最も色温度変化や被りが少ないが、光量の低下が最も多い。

考察

見た目青いな。と感じた通り使用した結果の色温度変化がかなり大きい印象。他のストロボと混ぜるときには注意が必要である。

NEEWERのソフトボックスは購入から一番年月が経っているため購入時から比べると経年変化による色温度変化がある可能性がある。

その後、人物に立ってもらい上記4種類にて同様の条件で撮影を行ったが、最も紗幕を使用した場合が最も柔らかい光になる結果となった。

 

という感じでした。

設置したついでに同僚に免許更新用の写真撮ってあげる代わりにパシャっとしてもらいました。これNEEWER紗幕でディフーズしてます。

なかなかそれっぽい写真になってると思いますんで699円はかなりお得ですねー

ちなみに紗幕を固定するスタンドを出すのが面倒だったので手近にあったブームマイクスタンドにクリップで固定してました。

紗幕ならテープで貼ったり色々楽気軽に使えるんだけどライトスタンド用にもブーム買っておこうかな。

“NEEWERの激安紗幕を試してみた” への2件の返信

  1. ピンバック: 軽量・コンパクト・激安な紗幕用ブームポールを作る | Sakai Filmworks

  2. ピンバック: プロフィール写真を撮影してきた。 | Sakai Filmworks

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。