先日、デジカメwatchの記事で気になる本が発刊されたとのことで、早速買ってみました。
★☆☆☆☆
投稿者PulsejackFilm 投稿日2016/04/04
形式: 単行本(ソフトカバー)
木曜日にAmazonで注文して土曜日に着。ただ会社に届けたので実際の受け取りは月曜になってしまいました。残念です。
なんて時々Amazonで見かける
商品と関係ねーよ。。orz
というレビューはしません。
届きました。東京工業大学芸術学部写真学科の学生が授業で使用している。というウリ。
購入動機
1.純粋に興味があった。
珍しく本を中身を見ないで購入したのですが、正直なところ映像・写真ともに独学でネットや書籍で知識を深めている身として「写真学科」という学科でどんなことを学んでいるのか。というのは非常に興味がありました。
2.知識の再確認
また、これまでの撮影に関する知識が本当に正しい知識なのか確認する上でも、このような「教科書」という書籍の存在は大事です。
3.零れ落ちている知識の吸収
独学で勉強しているため、自分に不必要な知識(例えばフィルムの現像方法)などはすっぽりと抜けています。フィルム現像に限らず、他にも「本当は必要だけど実は知らない知識」がないか確認して習得するにもこのような書籍は大事なのではないでしょうか
書籍の内容
各章の内容や中身については先述のデジカメwatchの記事や、Amazonリンク先の目次等をご覧いただければ済むので、ここでは自分なりに感じた内容を記述したいと思います。
まず、巷でよくある「カメラ初心者向けムック本」と違って導入がイキナリ専門的です。
コレが第1部。「適正露出と被写界深度」なんてカメラ始めたばっかりの人に言われてもサッパリでしょう。
逆に多少なりとも知識がある自分としては、あまり初心者向けの内容ばかりだと得るものがありませんので有り難くもあります。
ある程度カメラの扱いになれて、プログラムオートでの撮影を卒業するあたりから、シャッター速度・絞り優先モードからマニュアル露出モードを使い始めようか。というぐらいの人が読むといいんじゃないか?という内容になっています。
正直なところ、自分としては少し物足りなく感じて「もう少し専門的なお話しが多いとよかった。。」というところなんですが「写真」の技術面で必要な基本的知識はほとんどカバーされているのではないかと思います。是非この教科書シリーズでライティングなど各項目を深く掘り下げた書籍の発刊を望みます。
今まで「何となく」や「直観」で写真を撮っている方が論理的に作品作りする時読んでほしい一冊になっています。
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